幸せな色
あなたの思う”幸せ”って何色ですか?
先週末にゴッホ展へ行って来ました。
ゴッホといえば、有名な”ひまわり”くらいしか浮かんでこない私。
そんな私が興味を持ったキッカケは、ゴッホが日本をこよなく愛していた
こと、私も好きな”浮世絵”を収集し、日本画から影響をうけていたことを
知ったから。
実際に彼の絵は、確かに日本画のマネも多く見られます。
彼は、当時の日本をまるでユートピアと思っていたんだろうな・・・と、
感じられるような、美しい風景画も沢山展示されていました。
しかし、彼は37歳という太く短い人生だったのです。
彼が、画家の男性と共同生活を過ごした家を描いた絵は、正にゴッホの
幸せの絶頂期だったんでしょうか・・・あの”ひまわり”と同様の黄色い家
だったのです。(実際の家も黄色)
しかし、そんな幸せは長くは続かず、彼とのトラブルが原因で、ゴッホは
自らの耳をそぎ落とします。
そのあとも、精神的に不安定だったようで、それは、その頃に描いたゴッホ
の絵・・・色使いから、すぐに分かります。
同じ人物が描いた絵・・・その時の精神状態や、環境、気持ち等がこんなにも
顕著に色に表現されるんだなぁ・・・と、痛感しました。
そして、人それぞれに”幸せ”の感じ方が違うように、表現する色もきっと
違うのでしょう。
私の思う”幸せ”の色・・・・・ゴールドです。
あなたの思う”幸せ”の色・・・・・見つかりますように♥
ちなみに、ゴッホ展は3月4日まで京都国立近代美術館にて開催中。
ゴッホの”黄色”を是非!必見です!